2011年度 社団法人渋川青年会議所 理事長基本方針
-はじめに・・・-戦後まもなく、荒廃した日本の復興を目指し、高い志を持った青年達が起ちあがり、日本に青年会議所が誕生しました。その後、全国にその運動が広がり、1967年9月19日“上毛三山を一望にし”に始まる設立趣意書のもと全国で372番目のLOMとして、渋川青年会議所が設立されました。以来、先輩方の「英知」と「勇気」と「情熱」。そして地域住民の方々の理解と協力を得ながら43年間の歴史を積み重ね現在にいたります。渋川青年会議所に携わって頂いた方々に感謝を申し上げ、この伝統を絶やすことなく、後世にバトンをつなぐのが私たち現役メンバーの責務だと思います。 いま私たちを取り巻く社会情勢は、混迷を極めていると感じます。一向に明るい兆しの見えない日本経済、政権交代に始まりねじれた国会運営や政治と金の問題による政治不信。信じがたい事件が毎日のように報じられている青少年犯罪や教育問題、地球温暖化による異常気象や環境問題。このように、様々な問題を抱えながらも時は待つことなく、刻一刻と刻まれていきます。設立当初とは抱える問題も様変わりしてきたと思います。また、時代が変われば問題も変わる。しかしながら私たちの役割は変わらないのではないでしょうか。このような混沌とした時代に俊敏に対応していかなければなりません。私たち青年と呼ばれる世代が「明るい社会の実現」に向けて率先して運動を展開していく必要があるはずです。 -出会いそして仲間へ-青年会議所は、メンバー全員が自主的に参加しています。昨今の政治不信、経済不況の影響も考えると会費を払い参加することは、会員拡大の足かせになっているのは間違いありません。これから青年会議所に入会する人たちは、何らかのメリットがないと会社や家族も良い事は言わないと思います。 10人いれば10通りの考え方があり、100人いれば100通りの考え方があります。「咲く花はみな違う」と言いますが、同じ人が二人といないこの世の中で、それぞれの特色、個性、使命が相交差し、相調和することによって社会が形成されます。その現代社会の中で、みんな立場は違うかもしれませんが、同世代の仲間が集まる。同じような悩みを持っている。色々な考えがあり色々な答えがある。このような時代だからこそ、さまざまな情報を共有し逆境をチャンスに変えていけるはずです。そのために、私たちの活動に賛同し理解して頂くことが今まで以上に重要になってくると考えます。私たちの活動を通して仲間のさらなる結束を高めると共に、地域の人たちと交流を図り、一人でも多くの仲間と出会いたいと思います。 -情報の発信-私たちは、地域の発展のために青年会議所運動をおこなっています。その中で地域にとって有益な事業をおこない、多くの方々に私たちの運動を理解していただく事が重要です。さらにその運動に巻きこむ事によって、私たちの存在価値をアピールすることにつながっていくと考えます。社団法人渋川青年会議所には、歴史ある継続事業がありますが、今年度も継承し地域の方々と関わりを持ちながら取り組んでいきたいと思います。 また近年、インターネットの普及により、良い情報も悪い情報も瞬時に入ってくる情報過多の世界になっています。携帯電話やパソコンを使いボタンを押せば簡単に知りたい情報が入ってくる。一見便利そうに見えますが情報の取り扱い方が非常に難しい時代になった感じがします。このような社会のなかで、ホームページやメディアを有効に活用して正確に情報を受発信していくことが必要です。地域のマスメディアと連携を取りながら友好関係を築き情報を共有すると共に、ホームページや広報誌を使って私たちの運動を効率よくPRしていきましょう。 -人間力-青年会議所には「奉仕」「修練」「友情」という三信条があります。その中でも、「修練」ということが、私たちが運動するうえですべての基本になっていると考えます。 人間は、精神と身体から成り立っているという冷厳な事実があり、その人間の力「人間力」とは、自分の感情を豊かに表現し、相手に自分の意志を正確に伝えること、そして相手の所作、表情、言葉使いから、相手の心情、感情、具合などを読み取る力だと思います。聞く力、見る力、感じる力、考える力、気づく力、そして想う力であると思います。修練とは、「人間力」を磨き鍛えることなのではないでしょうか。「人間力」溢れる人々が数多く暮らすまちを創ることが、私たちの理念である「明るい豊かな社会」の実現につながると確信しています。 -まちの未来-私たちは、へそ祭りにおける「ちびっこへそ踊りパレード」、昨年第60回記念大会を迎えた「日本のまんなか渋川駅伝大会」、「日本のまんなか渋川ジュニア駅伝大会」、そして尊い命を救うための「献血運動」とさまざまな歴史ある継続事業をおこなっています。 事業を通して地域の人たちが集まる空間創りをおこない、子供から大人まで一人でも多くの人に関わりを持っていただきたいと思います。そうすることにより、地域住民の方々の連携を一層深め、事業に関わった人たちから地域に伝わっていき、まちの未来が自然と創られるのではないでしょうか。 またこれから先は、時代の変化に対応するため、継続事業の在り方や、新規事業を模索していく必要もあると思います。 -LOMの未来-今年は、創立44年目になります。翌年に周年を控え、また公益法人認定法や組織運営、時代背景を考えると色々な意味を持つ年になります。今まで先輩たちが培ってきた43年間の歴史と伝統を重んじながら、創始の気概を持ち、また時代に合った新たな気づきや学びを構築していかなければなりません。時代はもの凄いスピードで変わっていきますが、周りを見ながら、時には立ち止り、進むべき道を再確認しながら一歩ずつ進むことが大切であると考えます。 私たち社団法人渋川青年会議所は、公益社団法人を取得するために本格的に準備すると共に45周年記念式典・事業の準備も進めていきます。また中長期的に、5年先、10年先を見据えて時代に合った青年会議所を目指して準備をしていく必要があります。 -むすびに・・・-最後になりますが、私たちは地域のことを考えながら、時代に合った青年会議所の在り方を模索し新しい事柄を取り入れながら、様々なことに挑戦していきます。 「青年会議所は最後の学校だ。会社は失敗してはダメだけど、JCは失敗しても良いのだ」と先輩に教えて頂きました。失敗することは大変なことです。しかし青年らしく失敗を恐れず挑戦し、たとえその結果失敗をしてもそれを教訓とし活かしていき、私たちの理念である「明るい豊かな社会」の実現に向けて運動をおこなっていきます。 いままで、私に多くの経験と出会いと仲間を与えてくれた社団法人渋川青年会議所、そして関わったすべての方々に感謝し、すべての人に愛される社団法人渋川青年会議所を目指して一年間進んでいきたいと思います。 2011年度 社団法人渋川青年会議所 委員会業務分掌1. 総務委員会
2. 拡大交流委員会
3. 広報渉外委員会
4. ひと未来創造委員会
5. まち未来創造委員会
6. LOM未来創造特別委員会
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